ご無沙汰の更新です。
春に長年勤めていたガラス清掃のアルバイトを辞め、現在は花屋で働いております。
今の仕事は、お昼以降に出勤開始のシフトが多く、お陰で電車も座れるくらい空いていて、とても助かっております。
電車に乗る時間も、以前と比べると格段に減りました。
パニックにならないか不安を抱くことないまま、電車に乗っていられること、とても気が楽です。
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ただ、花屋で接客仕事となるので、声を発する機会は増えました。
声の調子が悪い時は、お客さまに「え?」とよく聞き返されます。
声に対しては、もうあまり悩まないようになりました。
発声障害である声が、慣れてしまったといいますか。
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さて、今日は、久しぶりにパニックになりました。
日記を更新するまで間が空きましたが、その間に何度か、パニックになる一歩手前くらいまでの場面には、遭遇しておりました。
今日は、午前中電車に乗り、病院に向かう用があったのですが、その途中でパニックになりました。
8時台後半の時間帯だったので、そこそこ車内は混んでおりましたが、乗客率7割くらいの混み具合。
ちょうどドア付近の背もたれの部分にもたれ立っていたのですが、真向かいの人の視線や、駅を進むにつれ、ドア付近に人が増えてきたのもあってか、何となくソワソワしておりました。
一度気にし出すと、パニックに高確率で陥ることはこれまでの経験で得ていたので、考えないようにと、意識をそらしておりました。
あと2駅で目的の駅に到着だったので、何とか大丈夫そうと思っていたところ、電車のドアが閉まる前に、急いで乗り込んで来たかたがいて、ちょっとびっくりしてしまいました。
こう、びっくりしたときの心拍数のままいくと、落ち着かなく危なくなるだろうと思ったのか、咄嗟の判断で、電車を降りていました。
すぐ目の前にあった椅子に座ればよかったのですが、落ち着いていない状態であった為、何故かホームを真っ直ぐに歩いておりました。
歩いているうちにフラフラとしてきて、これは危ないと思ったので、ホームの椅子のところまで引き返し、座ったはいいものの、吐き気と意識の遠退き、「もう二度となりたくない」と毎回のように思う、パニックのピークに達しました。
電車から降りて、30秒も経っていなかったと思います。
"危ないかな?"からのパニックのピークに達するまで、本当に毎回あっという間過ぎて、防ぎようもない。
お手洗いなど、落ち着くまで一人でいられる場所まで行く余裕もこれっぽっちもない。
椅子まで戻ることすら必死でした。
人目を気にする余裕が皆無なので、かばんに突っ伏して、何とか落ち着かせようとしていたのですが、気が付いた時には「大丈夫ですか?」という声と、ホーム上に倒れている自分。
一瞬、どのような状況なのかすぐには判断が出来ませんでしたが、どうやら、気を失って椅子から転げ落ちたようです。
どのくらいの間気を失っていたのか、どのように倒れこんだのか全く分からないのですが、右膝が少し痛かったので、前に倒れこんだのでしょうか?
声をかけて下さった30代後半くらいの男性のサラリーマンのかたが、「大丈夫ですか?具合悪いですか?駅員さん呼んできますね!」と助けを呼びに行って下さいました。
その間、かばんを拾い、椅子に座り直しました。
かけていた眼鏡も、外れてしまっていたことに、足元に落ちているそれを見つけて気が付きました。
まだめまいは続いている状態。
寒気と、落ち着きのなさも同様。
座っていることも正直しんどかったのですが、先程のように、気を失うまではせずにいられました。
「駅員さん呼んで来ましたので、もう少しで来ると思います。」と先程声をかけて下さったサラリーマンのかたが、戻って来られました。
「良かったら、これどうぞ。」と、ホームの自販機で買ってくださったのか、温かいお茶のペットボトルを渡してくださり、優しさにウッときてしまいました。
朝の忙しい通勤時間を割いてしまった上に、見ず知らずのわたしに飲み物を差し出して下さるだなんて。
首の筋肉が固まり呼吸がしづらく、水を飲みたいと思っていたところだったので、本当に助かりました。
感謝しかないです。
駆けつけて下さった駅員さんが救護室を勧めてくださいましたが、少しずつ落ち着いてきそうだったのと、正直、立ち上がって歩く余裕がまだ全くなかったので、「そろそろ落ち着くと思うので。」とお伝えし、その場にいさせてもらうことにしました。
(せっかく呼んで下さったのですが。来ていただいたのですが。謝。
15〜20分くらいは椅子で待機していました。
たびたび来る車内も、まだ混んでいそうだったので、何本か見送りました。
結局、予約していた病院は30分くらい遅れて到着しました。
そのとき血圧をはかったのですが、最高血圧が88mmHgくらいしかなかったのは、気を失ったからでしょうか。
(いつもはかる血圧は、130mmHgくらいの平均値あたりだったはず。)
病院が終わり、夕方となった今でも何となく、頭の上のほうの神経に違和感を感じるのは、倒れた影響なのか、まだ落ち着きが戻ってきていない為か。
仕事も午後からあったのですが、この調子で向かうと後々響いて迷惑かけてしまいそうだったので、お休みさせてもらいました。
パニックと関わらずに生活出来る日なんて、来ることがあるのだろうかと、まだまだパニックは身近な存在だと改めて思った、今日の出来事でした。